甲州街道紀行

No.167D「九條武子夫人の墓」

< No.167C 渡辺淳一墓所
No.167E 野村芳亭の墓 >
所在地

東京都杉並区永福

概要

九条武子は明治・大正の時代を生きた歌人です。 歌人の柳原白蓮、法律学者・江木衷の妻・江木欣々と並んで「大正三美人」とうたわれるほどの美貌の持ち主です。 彼女が亡くなったとき、新聞は一面で彼女の訃報を伝え、悲しみのあまり自殺する青年までもいました。

現地説明板
九條武子夫人

武子様は、明治二十年十月二十日、本願寺第二十一代明如上人の第六子としてお生まれになりました。

兄光瑞氏が第二十二代ご門主になられてから積極的に婦人会活動、社会福祉活動に従事されましたが、昭和三年二月七日、お念仏を称えながら四十二歳の生涯を終わられました。

毎年二月七日には、如月忌と称して全国の仏教婦人会々員による夫人を偲ぶ法要が勤まります。

また、歌人としても有名で、主著『無憂華』は、多くの人に読まれています。

おほいなる ものヽちからに

ひかれゆく わがあしあとの

おぼつかなしや

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地図
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参考文献
編集メモ
写真撮影日 最終リンク先確認日
  • 2021/02/06
  • 2021/04/09