甲州街道紀行

No.39「三ノ丸大手門」

< No.38 大手濠
No.40 和田倉橋 >
所在地

東京都千代田区千代田

概要

三ノ丸大手門は江戸城登城の正面玄関です。 三の丸から濠に架かった下乗橋を渡ると二の丸入口に大手三の門がありました。 下乗橋の手前は広々とした空間で同心番所があり、大名のお供の者の監視をしていました。 現在、大手三の門の石垣だけが現存し、下乗橋の架かった濠も埋め立てられて、往時の雰囲気を失っています。

現地説明板
大手門

この門は、江戸城本丸登城の正門で、城門啓吾は10万石以上の諸代大名が務めていました。 門の建設は1606年(慶長11年)に藤堂高虎が行ったとされ、1657年(明暦3年)明暦の大火で焼失した後1659年(万治2年)に再建されました。

現在の門は、手前の高麗門が1659年、渡櫓門は1966年(昭和41年)に再建された建築物です。 門内には「明暦三丁酉」の記銘がある旧大手門の渡櫓の鯱が置かれています。

--英語省略

千代田区

江戸時代の大名登城の様子 市岡正一「徳川盛世録」博文社、1889年
千代田区教育委員会蔵
江戸城を取り巻く地形と文化財
フォトギャラリー

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地図
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参考文献
編集メモ
写真撮影日 最終リンク先確認日
  • 2021/02/04
  • 2021/03/04