甲州街道紀行

No.65「自由の鐘」

< No.64 アーク灯
No.66 埴輪 >
所在地

東京都千代田区日比谷公園

概要

自由の鐘は1952年(昭和27年)、アメリカ合衆国の連合軍総司令官リッジウェイ大将より贈られました。 オリジナルの自由の鐘はアメリカ合衆国ペンシルバニア州フィラデルフィアにあります。 イギリスとの独立戦争の際、アメリカの独立宣言を朗読するために使用されたことから、独立や自由を意味する象徴として親しまれてきました。 毎日正午になると公園いったいに鐘の音が響きます。

現地説明板
自由の鐘

自由の鐘は一七七六年米國の獨立宣言に際し自由の喜びを天下に告げた歴史的記念物である  しかしこの鐘はその鐘銘の聖句にもある通り「すべての國とその住民に自由を告げる」自由の象徴である  米國民間の匿名有志はその複製を連合軍總司令官リツジウエイ大將に託し  これを廣く日本國民に贈りたいと申出た  よつてリツジウエイ大將は自由の擁護者たる新聞を通じ廣く日本國民に贈ることが最も寄附の趣旨に副うものとして昭和二十七年四月日本新聞協會に寄贈された  日本新聞協會は日比谷の一角に自由の鐘塔を建造してこれを東京都に寄贈し廣く國民と共に自由の鐘の歴史的意義を銘記せんとするものである。

昭和二十七年十月

社団法人 日本新聞協會

「自由の鐘」修復について

米国から自由の象徴として寄贈された「自由の鐘」の音色をよみがえらせるために私たち中央大学辞達学会卒業生有志は修復募金委員会を立ち上げました

「自由の鐘」の修復は故 林勇二氏の一千万円を始めとして一千円募金に応じてくれた皆様の善意と関係者の献身的な努力によって実現したものです

昨年十月一日在日米国商工会議所会頭及び千代田区長のご出席の下六十年ぶりに鐘が打ち鳴らされこの日から毎日美しい鐘の音を響かせています

わたしたちは日米両国民の友情の絆として「自由の鐘」が永久になり続けることを願い末永く見守っていくことを決意します

寄付物件一覧

振り子(青銅製)一点 木製軸受部一式
リニアモーターシステム及び電源引込工事一式
園路階段手すり(ステンレス製)二基 英文銅板修復

平成二十四年三月三十一日

東京都板橋区徳丸一丁目八番地十九号安藤広重浮世絵美術館内
日比谷公園 自由の鐘修復募金委員会

フォトギャラリー

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地図
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参考文献
編集メモ
写真撮影日 最終リンク先確認日
  • 2021/02/04
  • 2021/03/05