所在地
東京都千代田区平河町
概要
創建は1478(文明10)年6月25日です。 当時の江戸城主大田道灌が菅原道真の霊夢を見たことから、江戸城本丸内の梅林坂上に江戸の守護神として勧請したのが始まりとされています。 徳川家康入城後本丸修築のため平川門外に奉遷し、二代将軍秀忠による江戸城増築に際し、1607(慶長12)年現在地に遷座しました。 天満宮一帯の町名は、当社号にちなみ平河町とされました。
現地説明板
平川天満宮銅鳥居
千代田区指定文化財
1994年(平成6年)4月1日指定
この銅鳥居は1844年(弘化元年)12月に、麹町周辺の人々により建設・奉納されたものです。 柱木自体は石製で銅板が巻き付けられています。 鳥居を制作したのは神田鍛冶町に居住した鋳物師の西村和泉藤原政時です。 左右の台座部分には、4体ずつ獅子のちょうこくがのせてあるなど特徴があります。
左右の柱木にはマルク銅板が欠損し、内部の石が露出している部分があります。
これは戦時中、空襲の際の機銃掃射によるものです。
--英語省略
千代田区
石牛
千代田区指定文化財
2010年(平成22年)4月1日指定
1852年(寛永5年)に浄瑠璃常磐津節の岸沢右和佐の麹町の門弟らによって奉納されました。 区内における学芸関係者の点神社に対する信仰の様子を物語る資料として重要です。
1852年は、祭神菅原道真公の950年遠忌にあたり、平川天満宮では2月25日から60日間にわたって御開帳が行われました。
この時にあわせて石造物が多数奉納されており、現在も境内の各所で見ることができます。
--英語省略
千代田区
狛犬
千代田区指定文化財
1995年(平成7年)4月1日指定
この狛犬は1801年(亨和元年)麹町周辺の人々によって奉納されました。 1850年(寛永3年)の火災で角や足が失われましたが、1852年(寛永5年)の祭神菅原道真公の950年にあわせて補修し、再設置されました。
狛犬の原型は、京都の御所の紫宸殿賢聖障子という障屏画といわれています。
この障壁画には、一対の「獅子」と「狛犬」が描かれていますが、頭上に角をもっているのが狛犬です。
平河天満宮もまた、本殿向かって「獅子」(右側)と「狛犬」(左側)とが対になっています。
狛犬の頭上には、径10cm、深さ5cmほどの窪みがあり、角が欠け落ちた跡が見られます。
--英語省略
千代田区
フォトギャラリー
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- 平河天満宮
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- 石牛
- 石牛
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- 平河天満宮
地図
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準備中
参考文献
編集メモ
写真撮影日 | 最終リンク先確認日 |
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