甲州街道紀行

No.135「たんきり子育地蔵尊」

< No.134 正應寺
No.136 お岩水かけ観音 >
所在地

東京都新宿区愛住町

現地説明板
たんきり子育て地蔵尊縁起

「たん切り子育てのお地蔵さま」は子供の風邪・セキを止め、老人のゼンソク・タンを切ってくださる霊験をあらたかなお地蔵さまです。

安禅時は慶長13年5月28日(1608年)江戸城の和田倉門付近に真言僧・行善によって創建され、中興の法印堯觀が宗旨を天台宗と改めました。 寛永11年(1634年)将軍家光による江戸城拡張にともない、見附の外に寺院は移転となり、安禅寺も現在地に地蔵尊と共に移りました。

その後、地蔵尊は安政6年に青山恩田の大火、大正12年に関東大震災に遭い、その都度修復されて信仰を広めて参りましたが、 第二次世界大戦末期の昭和20年5月25日の夜、空襲によりお堂と共に焼失してしまいました。 一旦、形ある石のお像は失われましたが、形なきお地蔵さまの慈悲は、ご縁のある人々の心から失われることはありませんでした。 昭和31年8月15日第22世昌舜師発願により伊豆真鶴の小松石(約3m)で復元され、多くの人々から往時と変わらず尊崇され続けています。 大地がすべてのものを育てるようにお地蔵さまは常にこの世の人たちを守り育ててくださいます。

(ご真言)おん・かー・かー・かー・び・さまえい・そわか
(ご縁日)毎月24日

平成30年戊戌 秋彼岸吉祥日 覆堂新調記念
第24世智晙敬白

フォトギャラリー

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地図
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編集メモ
写真撮影日 最終リンク先確認日
  • 2021/02/04
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