所在地
東京都杉並区下高井戸
概要
日蓮宗系単立の宗源寺は、叡昌山と号します。 慶長(1596-1614)初年の頃、光伯院日善が創建したと伝えられます。 明治5年に廃寺となった修験道本覚院の不動堂を当寺境内に移設しています。
現地説明板
宗源寺
叡昌山と号する宗源寺は、十界諸尊を本尊とする日蓮系の寺です。
当寺の檀家であった有名な地理学者志賀重昮が記した「宗源寺開基碑」によると、当寺開山光伯院日善の祖先は畠山重忠の一族江戸遠江守太郎判官重永の孫で甲斐国(山梨県)吉田郷に住した吉田宗利とされます。 寺名は宗利が法華宗に帰依(きえ)して法名「宗源」と称したのに因み、末孫の日善が慶長年間(1596年~1615年)の初めに、この地に当寺を開いて寺名としたと伝えられます。
境内の不動堂は、この近くにあった修験道の本覚院(明治5年(1872年)廃寺)のものでしたが、明治44年(1911年)に現在地に移し、昭和42年(1967年)に改築したものです。
この不動堂はかつて高台にあったため、「高井堂」と呼ばれ、それが高井戸という地名の起源になったとする説もあります。
当寺の文化財としては、南北朝初期の板碑や滝沢求馬(正徳3年(1713年)没)の筆になる釈迦涅槃図が保存されています。
平成三十一年二月
杉並区教育委員会
フォトギャラリー
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- 宗源寺
- 宗源寺説明版
- 宗源寺開基碑
- 宗源寺
- 宗源寺のラカンマキ
- 宗源寺のラカンマキ
地図
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編集メモ
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