甲州街道紀行

No.178「甲州道中一里塚跡説明板」

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所在地

東京都杉並区下高井戸

現地説明板
甲州道中一里塚跡

江戸時代、五街道のひとつであった甲州道中(街道)は、江戸日本橋をきてんとして、 内藤伸縮、高井戸、府中、八王子、甲府を経て上諏訪にいたり、つぎの下諏訪で中山道に合するようになっていました。

この街道を利用した諸大名は、信州高嶋藩、同高遠藩、同飯田藩の三藩でした。 また甲府には、江戸幕府の甲府金番がおり、幕府諸役人の往来もありました。

この場所の前方、高速道路下に、日本橋から数えて四番目(約十六キロメートル)を示す「一里塚」がありました。

当時の旅人はこの「一里塚」をみて、道程をしり、駄賃などの支払いをしました。

塚は五間(約九メートル)四方、高さ一丈(約三メートル)を基準として土を盛り上げて築き、榎が植えてありました。

昭和五十四年二月一日

杉並区教育委員会

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地図
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編集メモ
写真撮影日 最終リンク先確認日
  • 2021/02/06
  • 2021/04/14