甲州街道紀行

No.178A「玉川上水説明板」

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所在地

東京都杉並区下高井戸

現地説明板
玉川上水の変遷

ここは玉川上水の跡地です

玉川上水は 江戸の人びとに飲料水を供給するため 今から三百年前当時で六千五百両の経費と一年間の歳月をかけて承応三年に完成したので 西多摩郡羽村で多摩川の水を分流し  四谷大木戸の水門まで十里三十町(約四十二キロメートル)をはこぶ上水路でした

その流れは着よく水に映す桜の花の姿は美しく 長いあいだ江戸の人びとに親しまれ愛されてきましたが川から水を引く送水管を埋設するため 区内ではその姿を消しました

杉並区では 往時を偲び 園内小さな流れを造り しだれ桜を植えて 上水の面影をここに残しました

昭和四十九年五月

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地図
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編集メモ
写真撮影日 最終リンク先確認日
  • 2021/02/06
  • 2021/04/17