甲州街道紀行

No.236「明治天皇行在所跡」

< No.235 菊地稲荷
No.237 大國魂神社 >
所在地

東京都府中市宮町

概要

ここにはかつて天皇行在所がありました。 天皇行在所とは天皇行幸の際に天皇陛下が泊まられるところです。 当時あった建物は府中市郷土の森公園に復元されています。

現地説明板
明治天皇行在所跡

この地はかつて府中の大店、田中三四郎家があった所で、この田中家が明治天皇の行在所になっていました。 行在所とは、天皇行幸の仮のすまいの意味であり、土地の有力家が休憩所や宿泊所に宛てられていました。

明治天皇の行幸については「明治天皇紀」に詳しいが、明治13年(1880年)~同17年(1884年)にかけて、この府中行在所に都合6回の記載があります。

府中市では、昭和58年12月にこの行在所(御座所)を解体、移築し、平成元年3月、府中市郷土の森(府中市南町6丁目)に、往時の表門や玄関式台付き母屋など、 武家様式を備えた風格のある建物として復元しました。

明治13年6月 山梨、三重、京都巡幸(休憩)

明治14年2月 八王子付近へ狩猟(休憩)

明治14年2月 連光寺で兎狩り(1泊)

明治14年6月 多摩川にて鮎漁(1泊)

明治15年2月 連光寺で兎狩り(3泊)

明治17年3月 連光寺で兎狩り(3泊)

フォトギャラリー

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地図
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編集メモ
写真撮影日 最終リンク先確認日
  • 2021/02/06