甲州街道紀行

No.239C「地獄坂」

< No.239B 京所道碑
No.240 妙光院 >
所在地

東京都府中市宮町

概要

大國魂神社の西側沿いを妙光院へと続く一筋の細い坂道があります。

この坂道を「地獄坂」といいます。 この坂の由来は明らかではありませんが、昔、この坂道を竹藪が覆いかぶさり、また周囲の木立などがうっそうとして薄暗く、 それがあたかも通行する人たちに、地獄へ向かう道のようなイメージを与えていたことによるのかもしれません。

この坂は別名を「暗闇坂」ともいいますが、この名前は坂道の薄暗い状態を暗闇にたとえたことに由来していると思われます。

坂の西側には厳林がありますが、これは五月五日の暗闇祭で有名な武蔵総社大國魂神社の杜です。

神社には馬場大門欅並木(天然記念物)や狛犬(重要文化財)などの文化財があります。

現地説明板
地獄坂

この坂の由来は明らかではありませんが、昔、この坂道を繁茂した竹や草木がおおいかぶさり、また周囲の 木立などがうっそうとして薄暗く、それはあたかも通こする人の心に地獄への道のようなイメージを与えていたことによるのかもしれません。

別名を「暗闇坂」ともいいますが、この名前は坂道の薄暗い状態から由来していると思われます。

坂の西側の叢林は、五月五日の暗闇祭で有名な武蔵総社大國魂神社の杜です。

昭和六十年三月

府中市

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地図
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参考文献
編集メモ
写真撮影日 最終リンク先確認日
  • 2021/02/06
  • 2021/10/17