所在地
東京都千代田区日比谷公園
現地説明板
キリノ大統領声明
1953年7月6日、アメリカ合衆国ボルティモア
私は、フィリピンで服役している日本人捕虜に対し、フィリピン議会の同意を必要とする大赦ではなく、行政上の特徴を与えた。
私は、妻と3人の子供、5人の親族を日本人に殺された者として、彼らを赦することになるとは思いもよらなかった。 私は、自分の子供や国民に、我々の友となり、わが国に末永く恩恵をもたらすであろう日本人に対する増悪の念を残さないために、これを行うのである。 やはり、我々は隣国となる運命なのだ。
私は、キリスト教国の長として、自らこのような決断をなし得たことを幸せに思う。
私を突き動かした善意の心が人類に対する信頼の証として、他者の心の琴線に触れることになれば本望である。
人間同士の愛は、人間や国家の間において常に至高の定めであり、世界平和の礎となるものである。
--英語省略
エルピディオ・キリノフィリピン共和国大統領(1890~1956、大統領在任は1948~53)は、第二次世界大戦中に妻子を失ったにもかかわらず、 1953年6月、モンテンルパ刑務所に収容されていた日本人戦犯105名全員にこの恩赦を与えた。 同年7月、キリノ大統領による決断に感謝するため、この地において、「国民感謝大会」が開催された。
日・フィリピン国交正常化60周年にあたり、天皇皇后両陛下がフィリピンを国賓として御訪問された本年、日本国民のキリノ大統領への感謝と敬意の証として、
日・フィリピン友好及び世界平和への決意を新たにするものとして、この地に顕彰碑を建立する。
--英語省略
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- キリノ大統領像
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編集メモ
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