甲州街道紀行

No.92「近江彦根藩井伊家屋敷跡」

< No.91 ガス燈
No.93 喰違木戸跡 >
所在地

東京都千代田区紀尾井町

現地説明板
近江彦根藩井伊家屋敷跡

この地には、江戸時代に近江彦根藩井伊家の麹町邸があり、井伊家は外桜田にあった永田町邸(国会前庭一帯)を上屋敷として使用していましたので、ここは中屋敷として使われました。

井伊家は、武勇の誉れが高い家柄で、藩祖直政は、関ヶ原の戦いで徳川家康の軍奉行として活躍しました。 慶長5年(1600)近江佐和山に18万石で封ぜられ、慶長9年(1604)直政の子直勝の時代に彦根藩主となり近江国等を領地とし、以後、16代にわたって明治維新まで続きました。 石高はほぼ35万石でした。 井伊家は、譜代大名の筆頭であり、大老職に任じられる名家でもありました。 幕末に幕政を動かした井伊直弼は、特に有名です。

明治5年、この地域は紀伊徳川家・尾張徳川家・井伊家の頭文字を合わせて、「紀尾井町」という町名になりました。

--英語省略

フォトギャラリー

クリックすると拡大表示されます。

地図
広告
編集メモ
写真撮影日 最終リンク先確認日
  • 2021/02/04
  • -