甲州街道紀行

No.57「日比谷見附跡」

< No.56H 鶴の噴水
No.58 心字池 >
所在地

東京都千代田区日比谷公園

概要

かつて江戸城には30数か所の城門があり、警備の施設が置かれていたが、ここはその1つ「日比谷御門」があった場所です。 城の外側から順に、高麗門(こまもん)・枡形(ますがた)・渡櫓(わたりやぐら)・番所が石垣でかこまれてましたが、石垣の一部だけがここに残っています。

現地説明板
日比谷見附跡

この石垣は、江戸城外郭城門の一つ、日比谷御門の一部です。

城野外側から順に、高麗門・枡形・渡櫓・番所が石垣で囲まれていましたが、石垣の一部だけが、ここに残っています。

当時、石垣の西側は濠となっていましたが、公園造成時の面影を偲び、心字池としました。

--英語省略

日比谷門跡

門の名は、中世のこの地域に日比谷村があったことに由来します。 1614年(慶長19年)に熊本藩(現在の熊本県)藩主加藤忠広によって石垣が築造され、1628年(寛永5年)に仙台藩(現在の宮城県)藩主伊達政宗によって門の石垣が構築されました。

日比谷門は現在の日比谷交差点付近にありましたが、1873年(明治6年)に撤去されました、 現在の日比谷公園の心字池沿いの石垣は、日比谷門と山下門の間にあった土手の名残です。

--英語省略

千代田区

日比谷門
「旧江戸城写真帖」1871年(明治4年)撮影
東京国立博物館蔵
明治時代の日比谷公園内心字池
絵葉書:「(東京名所)日比谷公園」
千代田区教育委員会蔵
江戸城を取り巻く地形と文化財
フォトギャラリー

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地図
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参考文献
編集メモ
写真撮影日 最終リンク先確認日
  • 2021/02/04
  • 2021/03/05